マルチ・ポテンシャライト
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ミニマリスト的思考法

「世界でもっとも貧しい大統領」の言葉が胸に刺さる

《本記事の概要》「世界でもっとも貧しい大統領」と言われたウルグアイの元大統領,ホセ・ムヒカ氏の生き様や,リオ会議でのスピーチなどが紹介された書籍,「ホセ・ムヒカの言葉」をご紹介します.現代社会に対して警鐘を鳴らすムヒカ氏の言葉が胸に刺さります.

 


今回は,私がミニマリストについて考え始めた頃に,偶然出会った書籍を紹介します.佐藤美由紀著,「世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉」です.現代の我々の生き方について考えさせられる言葉がたくさん詰まっています.

 

私がムヒカ元大統領のことを知ったのは2015年10月頃,テレビのニュース番組で紹介されていたことがきっかけでした.その番組では,ムヒカ元大統領のリオ会議での有名なスピーチや,私生活について紹介されていました.

 

番組を見たのは,ちょうど私がミニマリストについて考え始めた頃でした.番組を食い入るように見た後,ムヒカ元大統領の言葉が書籍化されていることを知り,迷うことなく購入しました.

心に刺さるムヒカ元大統領の言葉

各国首脳が一堂に会し,自然と調和した人間社会の発展や貧困問題について話し合われたリオ会議.その会議で,各国首脳が無難な意見を述べる中,ムヒカ元大統領は自分の思ったことを赤裸々に語られたそうです.

 

消費が止まれば経済が麻痺し,経済が麻痺すれば,”不況のお化け”がみんなの前に現れるのです.このハイパー消費を続けるためには,商品の寿命を縮め,できるだけ多く売らなければなりません.

・・・中略・・・

人がもっと働くため,もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです.

・・・中略・・・

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです.そして,改めて見直さなければならないのは,私たちの生活スタイルだということ.

(出典:ホセ・ムヒカの言葉 リオ会議でのスピーチより)

 

ミニマルな生き方というのを自分なりに考え始めた頃,ムヒカ元大統領の考え方に出会えたのは,偶然ではなく,もはや必然かと思えたほどでした.

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自由とは,モノであふれることではない

いくつもの言葉が私の胸には刺さりましたが,その中からひとつ紹介させていただきます.

 

物であふれることが自由なのではなく,

時間であふれることこそ自由なのです.

(出典:ホセ・ムヒカの言葉

 

ムヒカ元大統領は,現代のハイパー消費社会に警鐘を鳴らしています.モノを大量生産し,そして消費し,モノを買うために働きまくる・・・まさに自分たちが普段やっていることです.私が務める会社は直接的にモノを生産する会社ではありませんが,同じようなものです.そして残業をいとわない体質もあります.

 

私はこの頃から,自分の働き方を見つめ直すようになってきました.丁度結婚して1年が過ぎようとしており,毎晩残業ばかりでは妻と会話する時間もない・・・と思っていた頃でもありました.

 

まずは自分にできることから.

 

独身の頃と比べて,残業時間は2/3程度まで減らしました.よほど緊急な案件でない限り,仕事が途中でも妻の帰宅時間に合わせて帰ります.(我が家は共働き夫婦です)それでもまだ2/3です.もっと自由な時間を作ることが必要と感じています.

 

最近は仕事の断捨離にも積極的に取り組んでいます.これについてはこちらの記事を御覧ください.

 

このハイパー消費社会でモノにありふれた生活をし,モノが多い方が裕福なような気がしている私たちですが,本当はそうではないことをムヒカ元大統領は訴えられています.おそらく,そういったことに気づき,それを意識する人が増えてきたからこそ,ミニマリストという言葉も世の中で使われるようになってきたのではないかと感じます.

 

おわりに

これからもムヒカ元大統領の言葉をときどき見返しながら,自分の生き方,そしてやるべきことを考えていきたいと思います.ミニマルな生き方について考えられているあなたも,ぜひ読んでみてほしいと思います.

 

最後まで読んでいただき,ありがとうございました.