家具にこだわる読書好き30代のヨシヒロです。こんにちは!
今回は僕の読書タイムのお供で、座り心地最高!なニーチェア(NychairX Rocking)というロッキングチェアのレビュー・口コミ記事です。かれこれ8年くらい使っている、僕のお気に入りの家具のひとつです。
ニーチェアは折りたためるロッキングチェアで、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のコレクションとしても収蔵されているデザイナーズチェアでもあります。
個人的には読書タイムのお供としておすすめしたい椅子です。心地よい読書タイムを過ごしたいと思っている方、リビングでくつろいだり、自分の部屋でくつろいだり、たまには外へ出てくつろぎたい…そんな場所を選ばずに使えるくつろぎチェアをお探しの方必見!の椅子です。
最近は新型コロナウイルス対策で家にこもる人も多いと思います。と言うかほぼ全国民が引きこもっていると思います…。そんなおこもり生活には、やっぱり快適な椅子は必需品ですよね!
と言うことで、8年間使って感じるニーチェアの良いところ、悪いところ、おすすめポイント…余すことなくお伝えします!
目次
ニーチェアXとは?新型Shikiri(シキリ)との比較も
NychairXは1970年に日本人デザイナー新居猛(にい・たけし)氏により作られた日本生まれのデザイナーズチェアです。僕がニーチェアの存在を知ったのは10年くらい前ですが、実は50年近くも前に作られた椅子だったんですね。
部材の生産から組み立てまで全て日本国内でおこなわれている純国産のニーチェアですが、座面の布地にはこちらも国産の倉敷帆布が使われています。着脱可能で洗うこともでき、なおかつ極めて丈夫な生地が僕たちの体を包み込んでくれます。
50年近く昔からある椅子にも関わらずいまだにとても人気が高いのは、年月を経ても変わらない良さがあるからなんだなぁと感慨深く思います。
そんな歴史あるニーチェアですが、2017年にはニーチェアXのニューモデル“Shikiri(シキリ)”が発売されました。従来のニーチェアは倉敷帆布が使われていましたが、シキリには滋賀県で生産される和を意識した織物が使われています。肘掛の素材も変更されていて、ニーチェアXではピーチ材が主流だったのが、シキリではオーク材になっているそうです。
NychairXとNychairX Shikiriの比較
ニーチェアX | ニーチェアX “Shikiri” | |
---|---|---|
デザイナー | 新居猛 | 河東梨香 |
販売開始 | 1970年〜 | 2017年〜 |
シート | 倉敷帆布 | 綿素材(滋賀県高島市) |
ひじ掛け | ピーチ材 | オーク材 |
ちなみにニューモデルの“Shikiri”とは、物と物を隔てる“しきり”の意味らしいです。日本では昔から屏風や衝立が使われていますが、これらは眩しさなどを遮りつつも風は通したりする役目を果たしてきました。
そんな“しきり”をコンセプトに、室内と屋外との間を緩やかにつながりを持たせるということでデザインされたのがニューモデルのShikiriです。折りたたみ式で屋内でも屋外でも使えるというところからも、Shikiriというネーミングがぴったりですね。
こういったストーリーを知ると、なんだかますます興味が湧いてくるのは僕だけじゃないはず!ですよね。
ニーチェアXの良いところ、悪いところ
我が家のニーチェアXは確か楽天市場で買ったな〜と思い、楽天の購入履歴を見てみると…

2011年の4月に購入していました。かれこれ8年。長年ニーチェアXを使い続けていて
って思うポイントはいくつかあります。それをいくつか紹介したい…!あなたにもニーチェアXのよさを知って欲しい…!と思ってこの記事を書いています。
ニーチェアXのいいところ
ニーチェアXのおすすめポイントは、まず何と言っても座り心地がいいことです。ニーチェアXは人間工学に基づいた設計であるとされています。人間工学って言われてもぶっちゃけよくわかりませんが(笑)、2〜3時間座っていてもほとんど疲れないというのは特筆すべきポイントだと思います。(個人差はあると思いますが)
僕は読書を楽しめる椅子が欲しい!と思ってニーチェアXを購入しましたが、ニーチェアXに座って読書していると結構な確率で眠りに落ちてしまいます(笑)。本がつまらない…のではなく、ニーチェアXが気持ちよすぎるんだと思います。
ユラユラと軽く前後に揺らしていると、本当に心地よくて、眠ってしまうんですよね。
ソファでうたた寝してしまったりすると、目覚めた時に体がバキバキで痛い…みたいなこともよくある話ですが、ニーチェアXだと目覚めた時に体が痛くないので、きっとこれが人間工学の成せるワザなのだと思っています。
Simple is BEST!
あとはなんと言ってもこのデザイン…評するなら、「シンプル」の一言です。華美な装飾など一切無しで、素材の良さで勝負…!って感じがしますね。そしてデザイン性の高さは、ニューヨーク近代美術館のコレクションになっているということも証明していますね。
我が家のニーチェアXはこげ茶色の肘掛けにワインレッドのシートを選びました。カラーバリエーションが豊富なのも、ニーチェアのポイントのひとつですね。青色なんかは個人的にはポップな色だな〜と思いますが、どんなお部屋にもマッチするカラーが取り揃えられていると思います。
冬は背中がちょっと寒い…
ニーチェアXのシートは倉敷帆布という厚手の生地で作られていますが、意外と通気性がいいな〜というのを感じています。夏に長時間座っていても蒸れないから苦にならないんですよね。

でも逆に言えば、冬はちょっと寒いな〜と感じることもあります。なので、写真の通り、冬はモコモコ毛皮風の敷物(?)を1枚被せて、背中をあっためる工夫をしています。
通気性の良さはメリットでもありますが季節によってはデメリットにもなります…。でもちょっとした工夫で快適に過ごすことができるので、ニーチェアXの購入を断念するほどのデメリットにはならないと思いますよ!
ニーチェアXはこんな方におすすめ
冒頭にも書きましたが、ニーチェアXは自宅で読書をのんびり楽しみたい!と思っている方や、読書を楽しむ場所をリビングや書斎などに限定せず、たまには別の部屋や屋外でも楽しみたい!なんてワガママな思いを持っている方におすすめです!
僕がニーチェアXに出会うまでは、“ロッキングチェア”と言えば、こういう椅子を思い浮かべました。

僕の勝手なイメージなんですが、ロッキングチェアと言えば重厚感のある木製の椅子で、おばあちゃんが座って暖炉の火にあたりながら編み物とかしてるイメージ…だったんですよね。子どもの頃に読んだ絵本かなんかのイメージが僕の中に残っていたのかもしれません。
でもニーチェアの存在を知ったとき、
と衝撃を受けたものです。
長時間座っていても疲れないという椅子としては最高の機能性を備えつつ、デザインはシンプルでしかも持ち運べる。使わないときは畳んでしまえる。もう言うことないですね。
僕は読書以外にも、ブログの執筆作業をニーチェアXに座っておこなうこともあります。基本はMacBookを使っているので、太ももの上にパソコンを置いてユラユラしながら記事を書くのも、また格別の時間です。
ニーチェアXの背もたれの角度は結構あるので、これに座ってデスクトップPCを操作するのは若干しんどい感じがしますが…ラップトップユーザーになら、俄然おすすめです!
日本製で丈夫という点は言うまでもなく、長年使える相棒になること間違い無し!だと思います。東京は目黒にはショールームもあるみたいなので、購入前にどうしても実物を見てみたい方はショールームを見に行ってみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!