30代はホント仕事の悩みが絶えないですね。特にいま、2019年に30代である会社員は、悩み多き世代ではないかと思うのです。
何を隠そう、僕がそうだから。ウジウジ悩んでしまう。悩んでも仕方ないとわかっていても悩んでしまう。そんな悩める30代です。
と思った方はそっとこのページから離れてください…
という方はもうちょっと続きを読んで欲しいのですが、そんなあなたも、難しいなぁ…どうしたらいいのかなぁ…と悩んでばかりで、前に進めていないのではないですか?
あるいは何かに取り組み始めてはみたけれど長続きしない、といったことでさらに悩んでいる人もいるかもしれません。
そこで立ち止まっていても、時間だけは過ぎていきます。1分1秒を真剣に何かに打ち込んでも、ただただ悩んでいるだけでも、どちらも同じだけ時間は流れますよね。当たり前ですが。
悩んでばかりいても仕方ないので、とにかく事態を打開する策を打ちましょう。ポイントは、「やってみる環境」を作ることです。
なぜ環境をつくるのか
先日、『移動力』というタイトルの本を読みました。そこで語られていたことは、とにかく移動しろ!ということ。もう少し言うと、とにかく移動して、環境を変えろ!ということです。
人間は基本的にそれほど意志の強い生き物ではないんです。だから、働き方変えるぞ!定時に帰るぞ!なんて目標を立てても、そのうち今日だけはいっか…と崩れてしまうんですよね。あなたにも身に覚えがあるのでは?(僕は身に覚えありまくりですが何か…)
意志の力でどうにもならないなら、それをやらざるを得ない環境にしてしまうことが大事ってことですね。よく、
なんて話を聞きますが、英語を話さないと生きていけない状況になれば、勉強しなきゃとかそういった想いとは別次元で「とにかく生きるために発音とかどうでもいいから話す」ことに専念するでしょうね。
英語の話はありきたりな例ですが、30代の働き方でも同じようなことが言えるだろうと思うんです。
副業当たり前時代に備えて

いま世の中では、副業・複業を認める会社が増えてきていますね。先日日経新聞の一面に載っていた記事によると、5割近い会社が既に副業を申請があれば認めるとしています。(申請なしでもOKな会社も一部あります)
一方で副業を禁止している会社は2割ほどのようです。この数字を見て、僕は2つの意味で驚きました。
ひとつは、既に5割の会社が副業解禁してるんだ…という「意外と多いな」ということ。もうひとつは、禁止しているのは残り2割しかないという「ウチみたいに禁止してる会社、ヤバイな。」という焦りも混じった驚きです。
もちろん”今回の調査対象の範囲内では”という条件のつく数字ではあるのだけれど、それでも驚きはありました。
そんな時代にあって、ウチの会社は副業禁止だから自分は副業できません…なんていってる場合じゃないですね。場合によっては、会社が突然「来月から副業解禁にします。」と言い出すかもしれませんね。
副業やってる人が正解で、やってない人は遅れてるとか、そういうことを言いたいのではありません。ひとつの仕事に専念して取り組む人もいていいんです。ただ、様々な会社員に対するアンケート結果などをみると、自分の仕事に満足していなかったり、不満を持っている人は多いように見受けられます。
会社の仕事が本当に打ち込める仕事でなく、なぁなぁで成り行きでやってる状態であればあまり会社での成長は見込めないですし、そんな状態では将来に不安を覚えても仕方ないですね。
会社が「副業やってもいいですよ」と言うだけならまだいいですが、終身雇用の時代も終わりという認識が世の中にも浸透したことだし、同時にジョブ型の雇用形態に変更しますとなったら、「いきなり梯子を外された」と感じる人も大勢出てくるかもしれません。
今までは副業禁止としておきながら、会社の仕事や配属は”お上の一言”で決まっていたとしたら、そう思う人が大勢出てきておかしくありませんね。でも、会社という得体の知れない存在に身を任せてしまった自分が間違っていた、ということになります。厳しいですが、それが現実です。
そうなった時、自分で生きていけるように、副業でもなんでもやってみればいい、という話です。
言いたいことは、副業当たり前時代に向けて、知り合いの会社を手伝ってみたり、実家で両親が家業をやっているならそれを手伝ってみたり、ボランティアに参加してみたり、僕みたいにブログをやってそこから収益を得る仕組みを作ってみたり、なんでもやってみりゃいいんです。
「やってみる」というのが、副業当たり前時代に向けて今30代世代がやるべきことだと僕は思っています。
「やってみる」ための環境をつくる
じゃぁ何かを「やってみる」ためにどうすればいいのか?その第一歩が難しいんですよね。その第一歩目のヒントが書かれているのが、先ほど紹介した長倉顕太さんの『移動力』なんですね。
とにかく移動する!移動しまくる!!移動すれば、新しい発見があるかもしれないし、新しい人との出会いがあるかもしれない。それがきっかけで自分の再発見になるかもしれない。
だからとにかく移動しろ!移動して自分の感情の変化を感じ取り、そこから行動が誘発されるまで移動しまくれ!ということです。
この本、読むのが遅い僕でも2時間ちょっとくらいで一気に読んでしまいました。とにかく移動しろ!という著者の書きっぷりが爽快なのでぜひ読んでください(笑)
僕はこうして環境をつくった
僕の場合、どうやって環境をつくったのかをお話しします。僕は第一子が生まれたのを機に会社から片道2時間もかかる地元に引っ越したのですが、今振り返るとこの出来事が移動を伴う転機でした。移動(引っ越し)したからこそ、そして移動距離の増える生活を選んだからこそ、行動につながったとも捉えられます。
会社へ自転車で20分で行けた場所から、いきなり電車で2時間もかかる場所に引っ越しました。そんな状況で、仕事も育児も家庭のことも、全てバランスしようとするには、色々と割り切らなきゃ行けないことが出てきます。
例えば、まだ小さな子どもお風呂に入れてあげるために、そんなに遅い時間に帰るわけにもいかないので、残業は一切しなくなりました。残業しないどころか、夕方5時以降にはいかなる場合も仕事を入れないようにコントロールする必要があります。
幸い営業職などではなく技術職なので、比較的自分で時間のコントロールをしやすい職場ではあるものの、それでも今までは毎月20〜30時間残業するのが当たり前の状態で働いていたことを思うと、我ながらよくやってるなと思います。
そして、長距離通勤を始めたからこそこうやってブログで積極的に自分の考えを発信するようにもなりました。片道2時間ただ座ってるだけ、寝てるだけではすごい時間を無駄にしてる感がありますよね。
それが嫌なので、電車の中でやれることを見つけるんです。自然に。そして、できれば有料指定席を使って快適に通勤したい。僕の場合、片道900円の有料指定席代が毎日発生しているのですが、会社は当然そんなの出してくれないので、自分で稼ぐしか無くなりますね。
だから、ブログを収益化することも考えて、運営しているわけです。いわゆる、アフィリエイトというやつですね。『移動力』おすすめなので、ぜひ買ってくださいね!(あからさまw)
おわりに
ということで今回は、長倉顕太さんの『移動力』をご紹介しながら、30台会社員が今のうちにやっておくべきことをお話ししました。
ポイントは「やってみる環境」をつくること!そして、あわよくば「やってみる」こと!そのためには、「移動」がキーワードになるということ。
さぁ、まずは今日の帰り道、いつもより一駅手前で降りて歩いてみる(歩いて移動することを増やす)ことからでもいいと思います。やってみましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。