マルチ・ポテンシャライト
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30代の働き方

会社は社員に対してフルコミットを求めている場合じゃない?

ミニマリスト思考で日々の生活を改善中のヨシヒロです。最近、こんな記事を読みました。

 

 

組織の中での、仕事に対するチームメンバーのコミットの仕方について書かれています。時短勤務制度、リモートワーク、副業解禁・・・私たちの働く環境は多様な働き方へと変化しつつある一方、「仕事にはフルコミットすべき」みたいな考え方の部分はあまり変わっていないのでは?という話。

 

ちなみに「フルコミットする」とは、ビジネスでよく使われる言葉(らしい)ですが、「仕事にフルコミットする」=「会社・組織の方針に沿って何が何でも成果を出す」みたいな意味合いです。私は普段あまり使わない言葉ですが・・・

 

世の中では「働き方改革」「ダイバーシティ推進」が叫ばれる中、私自身も自社の「ダイバーシティ推進活動」なるものに参加しています。そんな私にとっては、仕事へのコミットに関するこの記事はとても考えさせられる記事でした。

 

ということで、今回は仕事へのコミットの仕方についてお話ししてみたいと思います。ポイントは、ダイバーシティ(多様性)を活かすなら制度改革にとどまることなく、意識改革も必要だということです。「育児する人も介護する人も、みんなが使える制度ができましたよ。」で終わってもらっては困るんです。

 

仕事に求めることは十人十色

あなたは、仕事に対してどんなことを求めるでしょうか?自分の成長、いいお給料、楽しい環境、夢の実現、世間体、単なる暇つぶし・・・他にもいろいろなものが考えられますね。

 

実際、職場にはいろんな人がいます。まさにそれがダイバーシティ(多様性)です。そんなダイバーシティな状況を活かしましょうね、というのが最近の風潮です。また、モノで溢れる時代になり、新製品を出せば売れる時代ではなくなりました。そうなると、ビジネスは益々アイデア勝負になってきます。だからこそ、個々の力がより一層必要とされる時代になってきたのでしょう。

 

仕事へのコミットは無条件に求められる

そんなにも多様な考え方を持った人たちが集まる中、暗黙的に全員同じように求められるもの・・・そのひとつが仕事へのコミットですね。

 

同じ仕事をする仲間でも、自分の夢の実現のために邁進する人と、仕事なんて自分の人生の中では暇つぶしに過ぎない、みたいな人が同居しているわけです。極端に聞こえるかもしれませんが、実際にある話です。

 

そんな人たちに、同じように「仕事は1から10までしっかり真面目にやってください。この会社にフルコミットしてください。」と言う方が、そもそも無理な話なのかもしれません。多くの日本企業が副業を禁止していますが、これは「うちの会社にフルコミットしてください」を言葉にせずとも表している制度ですよね。

 

仕事の内容やコミットする範囲で働く時間や給料が人によって変わる。欧米では昔から当然の働き方かもしれませんが、日本ではまったくそうなってないですよね。過去のやり方でにっちもさっちもいかなくなったから、いまこうやって「働き方改革」が声高に叫ばれているのです。

 

100人100通りの働き方がある

コミットしたくてもできないときもあります。育児中や介護中の社員は、仕事したいという想いも持ちつつ、育児や介護とのバランスを取らざるを得ない状況です。

 

これについては、多くの会社で育児・介護休暇の制度の充実が図られています。もちろん全ての会社に整った制度があるわけではないですが、今後人材を確保していくためには整備せざるを得なくなっていくのではないかと思います。

 

そして先にも言ったように、同じ職場でも仕事に夢を持って取り組む人と、単なる暇つぶし程度に考えている人と、いろいろな想いをもつ人がいるわけです。今までなら、「暇つぶしなんて何を言ってるんだ!もっと頑張れ!」なんて言われたかもしれませんが、いまはそういう時代じゃなくなってきたのかもしれません。

 

「暇つぶしですか〜それもいいですね!私とは違う視点でアイデアを出してくれることを期待していますよ!」くらいのことが言えるマネジメントでなければいけないのかもしれませんね。極端かもしれませんが。

 

仕事に対してフルコミットすべき。そう思っているのは一部の年配社員(役員)だけで、若手はまったく異なる価値観を持っていることもある。逆もあるかもしれませんが。そういった価値観の違いを認め合わなければ、組織内の歪みは大きくなるばかりです。

 

私は最近「会社にフルコミットでなくてもいいんじゃないか?」と思うようになってきました。子どもが産まれたことが影響しているのかもしれません。誤解のないように言っておくと、自分の会社が嫌いなわけではないです。ただ、自分の会社”だけ”に人生すべてを捧げます、みたいな想いは全くありません。仕事が人生のすべてだとも思っていません。たぶん、いまの多くの若い人と同じように・・・

 

私みたいな考え方の社員も、会社は認めてくれるかどうか。ダイバーシティ推進の本当の意味、これからも考えていきたいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。