マルチ・ポテンシャライト
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ミニマリスト的思考法

心の中の不要なモノを捨てる,マインドフルネスという考え方

《本記事の概要》最近よく耳にするマインドフルネスとは?不安やイライラなどの感情を取り去り「いま,ここ」に集中するための瞑想とヨガによる心身のリフレッシュ.モノを減らすだけではなく,心の中の不要なモヤモヤも減らすことが,真のミニマリストではないでしょうか.

 


 

最近よく見聞きするようになった「マインドフルネス」という言葉.いままでそれほど関心を持っていなかったのですが,ヨガをするようになったり(関連記事),義理の兄が医療関係の仕事をしていることもあり,私にとっても少し身近な存在になりつつあります.そこで,マインドフルネスについて少し勉強してみたのでご紹介したいと思います.

心を整えるマインドフルネスCDブック

マインドフルネスとは?

まずはとにかくWikipediaで調べてみると,以下のように説明されています.

 

マインドフルネス(英: mindfulness)は、今現在において起こっている内面的な経験および外的な経験に注意を向ける心理的な過程である。瞑想およびその他の訓練を通じて開発することができる。
マインドフルネスの語義として、今この瞬間の自分の体験に注意を向けて、現実をあるがままに受け入れることであるとか、特別な形で、意図的に、評価や判断とは無縁に、注意を払うことであるといった説明がなされることもある。
マインドフルネス(mindfulness)という用語は、パーリ語のサティ(sati)の翻訳であり、サティはいくつかの仏教の伝統における重要な要素である。近年の西洋におけるマインドフルネスの流行は、概してジョン・カバット・ジンによって起こされてきたと考えられている。
出典:Wikipedia

そして私が手に取った心を整えるマインドフルネスCDブック [ 人見ルミ ]によると,以下のように説明されています.

 

マインドフル(Mindful)を直訳すると,「注意深い」という意味になります.つまりマインドフルネス(Mindfulness)な状態というのは,「穏やかでいながら注意深く集中している心の状態」のこと.− 中略 − 私はいつも,このようにお伝えしています.「(心や頭の中にある)もやもやした雑念を流すことでスッキリしてフラットな(無に近い)状態でいられる」こと.
出典:心を整えるマインドフルネスCDブック

つまり,私なりに解釈して簡潔に言うならば,「不安やイライラなど心にひっかかっているものを瞑想やヨガによって取り除き,心身ともにリフレッシュする方法」という感じでしょうか.

 

近藤麻理恵(こんまり)さん佐々木典士さんの著書を読み,実体のある「モノ」を捨てることにはだいぶ抵抗がなくなりました.一方で,心の中にあるいらない「考え」や「不安」や「焦り」などは,実体がないだけに簡単に手放せるものではありません.それは誰しも,程度の差はあれど同じことではないかと思います.

 

ミニマリストを目指し,モノを捨てることで身軽になることはもちろん大事なことだと思っていますが,本当の意味で身軽に,幸せに生きるには,心の中のいらないモノをいかに手放すかが大事なのではないかと思います.

心を空っぽにスッキリするための3つの方法

心を整えるマインドフルネスCDブック [ 人見ルミ ]では,どのようにしてマインドフルネスな状態にもっていくか,具体的な方法も説明されていました.私なりに解釈し,大事だと思う3つのことを整理してみました.

 

1.深く深呼吸する

なんか頭の中がもやもや,イライラするなと思ったら,まずは,深呼吸をします.呼吸は神経の働きとも関連していて,息を吸うときは交感神経(活動的なときの神経)が,息を吐くときは副交感神経(安息のときの神経)が働きます.心を静めたいときは,ゆっくりと息を吐くような深呼吸が良いのではないかと思います.

 

2.自分を俯瞰して見てみる

自分を俯瞰して見ると言ってもなかなか伝わりにくいですが,本書では簡単なイラストと共に考え方を示してくれてあるので,どんな風にイメージをすれば良いか分かりやすいです.

ちょっとイメージしてみてください.あなたの目の前には大きな川が流れています.その川は,あなたの心です.感情は,その川を流れてくる”たらい桶”.感情に流されるということは,この”たらい桶”に乗り込むのと同じです.この川の行く先は滝壺です.いったん乗り込んだら最後,”たらい桶”ごと濁流に飲まれ,滝壺へ落ちるだけです.そうならないためにはどうすればよいのでしょうか.とても簡単です.”たらい桶”から出て川岸にあがればいいのです.−中略− 感情は同時にいくつも湧き上がります.そのため,”たらい桶”は一つではありません.次々に流れてきます.”たらい桶”に乗ってしまうと,自分が乗っている桶(感情)そのものになってしまいますが,少し離れた川岸から見ると,いくつもの”たらい桶”を見ることができるため,自分の中に様々な思いがあることに気づきます.
出典:心を整えるマインドフルネスCDブック

私には,このイラストがとてもしっくりきました.自分がどんなことに不安を抱いているのか,イライラしているのか,川岸に立って俯瞰して見ることで,ある意味,他人事のように冷静に見ることができるのではないかと思います.そうすると,感情的にならず,マイナスの感情をうまく整理するきっかけになるのではないでしょうか.

 

3.いま,ここに集中する

今,この一瞬を注意深く,丁寧に,真剣に生き続けることが,私たちの将来を作っていくということに他なりません.
出典:心を整えるマインドフルネスCDブック

まさにその通りだと思います.私たちが何か悩んでいるときって,たいてい過去のことか将来のことではないでしょうか.少なくとも私はそのような気がします.過去のことをくよくよしたって仕方ないし,何が起こるかわからない未来のことを思い悩んでも,これもまた仕方ないのです.まぁ分かっていても,悩んじゃうんですけどね.

 

でも,考え方にはとても共感できます.周りが見えないくらい,いま目の前にあることに集中して取り組んでいる最中って,いつの間にか時間が過ぎているっていう経験,ありますよね?マインドフルネスとは,そのような集中力を高めるための技術だと思います.

 

今すぐ,私にできること

これは私の考え方ですが,不安やイライラすることもたくさんあるけれど,あまり考えずにとりあえず行動してみるのが,きっと良いのではないかと最近思っています.・・・と言っている私も実際には非常に慎重派な人間なので,これがなかなかできず,行動的な人を羨ましく思ってしまいます.とにかく行動してみるのが良いと言っておきながら自分もできてはいないので説得力がないかもしれませんが,これは自分への戒めとして,いまこのブログに書いているところがあります.

 

思い起こせば,このブログを書き始めたのもミニマリストという考えに出会ったのがきっかけでした(関連記事).ブログを書いてみようと思い始めた頃から,ちょうど1年くらいが経ちました.不特定多数の方々に見ていただくブログというメディアを書くということは,それなりにまとまった考えだったり,想いを綴らなければならないと,考えすぎ,慎重になりすぎて筆(キーボード)が進まない今日この頃です.

 

でも,それはきっと「こんなこと書いたら批判を浴びるのではないか?」とか,「なんか間違ったこと書いてるなコイツ・・・」とか,思われるのが怖い「不安」な気持ちがどこかにあるからではないかと思いました.(ちょっと俯瞰して自分を見てみました.)やっぱりまだまだ,自分の中のどこかに,周りの視線を気にするところが多分にあるんだなと感じます.そんなに周りを気にする必要はないのに・・・.

 

本書をきっかけに,そんなことを感じられたので,今後はもっと素直に思ったことを,ブログにも綴っていければと思います.今すぐ私にできることは,先の3つの方法を順番に実践することです.あぁ悩ましい・・・と思ったら,まず深呼吸し,そして自分の感情を俯瞰して見て,マイナスな感情が流れていくのを見送ったら,今,目の前に集中すること.これを繰り返すことです.早速,今度頭がもやもやしたときに試してみたいです.

 

おわりに

厚生労働省の調査によると,近年,精神疾患を患う方が増加しているそうです.世の中では次々と新しい技術が生まれ,サービスが始まり,一見生活が豊かになっているように見えるのに,それと同時に心の病にかかってしまう人も増えているということです.

 

つまり,目に見えるモノによって,人間の生活が豊かになっているとは必ずしも言えないということです.(もちろん実際に生活を豊かにするモノも中には沢山ありますが.)物質的な豊かさではなく,精神的な豊かさをどれだけ追求できるか,これからの日本人の課題だと私は思います.

最後まで読んでいただきありがとうございました.