マルチ・ポテンシャライト
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30代の自己啓発

本を読む人だけが手にするものとは?

《本記事の概要》最近の余暇の過ごし方はもっぱら読書です.もはや休日だけではなく,平日も毎朝読むような習慣ができつつあります.小さいころ”読書は良いこと”と言われながらも理解できずにいた気がしますが,その理由が最近になってようやく分かってきたところです.

 


本を読む人だけが手にするもの

なぜ本を読むといいのか

本書は「なぜ本を読むといいのか」について考える本である.親や先生はみな,子どもに「本を読みなさい」と言う.しかし,反対に「どうして読まなければいけないの?読むといいことあるの?」と正面から問い返されたら,理路整然と答えられる大人はなかなかいない.
出典:藤原和博著 本を読む人だけが手にするもの

これは本書の”はじめに”の冒頭に書かれているものです.確かに,私も小さい頃に「本を読みなさい」と言われた記憶がありますし,就職面接でも「本は読む?」と聞かれた記憶があります.読む習慣のない人からすれば,なぜ?って話ですよね.

 

私の場合はというと,やはり子どもの頃はまったく本を読みませんでした.しかしこのブログを書き始めるきっかけとなった”ミニマリスト”という生きに興味を持ったことが始まりで,30歳になって自然と読書の習慣ができてきました.私の読書習慣のきっかけとなったのは,いま思えば近藤麻理恵さんの人生がときめく片づけの魔法だったかなと思います.

 

 

私が思う”本の良さ”は,言ってみれば「自分の生き方・考え方を明確化するためのヒントを与えてくれるところ」といったところでしょうか.ミニマリスト的な考え方・生き方をしたいと常日頃考えているのですが,関連する書籍や,ミニマリストとはあまり関係ない書籍を読んでいても,「そういう考え方もありだな〜」と感じるところがいろいろと出てきます.

 

たくさん本を読むほど,そういった気づきと自分の考えをくっつけ,整理し,さらに進化させ,自分の想いを人に伝えることもやりやすくなってきたように思います.本を読む人だけが手にするものの著者である藤原さんも,以下のように言われています.

 

「人生のとらえ方」とは,いわば人生の幸福の実現のためにどういうテーマを持ち,どういうベクトルに向かって進んでいくかということだ.−(中略)−自分で本を読み,自分で世界観を構築しなければ幸福論は築けない.
出典:藤原和博著 本を読む人だけが手にするもの

 

あらためて思うのは,読書を通じて知識のインプットを蓄積していかないと,自分の意見というものが出てこないという事実だ.
出典:藤原和博著 本を読む人だけが手にするもの

”活字離れ”の実態

文化庁の「国語に関する世論調査」によると,マンガや雑誌を除く1カ月の読書量は「1,2冊」と回答したのが34.5%,「3,4冊」は10.9%,「5,6冊」は3.4%,「7冊以上」が3.6%だったのに対し,「読まない」との回答が最も多く,47.5%に上った,とのこと.(全国の16歳以上の男女3000人対象.出典:www.sankei.com 2014年の記事より

 

この記事によると,本を月に1冊以上読む人と,そうでない人では,読書に対する意識が大きく異なることも指摘されていました.「今より読書量を増やしたいですか?」という質問に対し,読書しない人は,読書する人に比べて2倍近く「増やしたいとは思わない」の回答をしたそうです.

こういった意識の違いは,非常に大きな課題だと思います.私も子ども・学生の頃にはほとんど本を読んでこなかったのでえらそうなことは言えません.しかし今になって,本を読むことは自分の考え方・生き方を深く考える糧になるということに気付いたからには,その大切さを少なくとも自分の子どもには伝えていかなきゃいけないなと感じます.

 

子どもは親の背中を見て育つなんてよく言いますが,親が本を読まない人だったら,子どもは読みません.親が読む人・読むことの重要性をわかっている人だったら,子どもにもそれは伝わるのではないかと思います.ですから,一人でも多くの大人が読書の大切さを”自ら”認識し,その姿を周りに見せることで,良い伝染が起こればいいのにな,と思います.

 

この記事を読んで,誰か一人でも・・・そう!あなた一人だけでも,「そんなに言うなら読んでみるか」と思っていただき,面白い本に出会って読書習慣を身につけていただけたら嬉しいなと思います.本はネットの情報とは違って,一人の著者のまとまった考え方や想いがとても整理され,濃縮された情報媒体です.

 

私にとっては近藤麻理恵さんの人生がときめく片づけの魔法が読書習慣のきっかけになりましたが,誰にでも”人生を良い方向へ変える1冊”がきっとあると思います.気になるタイトルを見つけたら,とりあえず買ってみてはいかがでしょうか.

おわりに

今回ご紹介させていただいた本を読む人だけが手にするものでは,著者の藤原さんが「これだけは読んでほしい50冊」と題して,タイトル通り50冊の本が紹介されています.その中には私も以前紹介させていただいた中室牧子著 「学力」の経済学も含まれていました.(関連記事

 

他にも読んでみたいなと思う本,(私は)そこまで読みたいと思わない本もありますが,3000冊をも読んできた藤原さんのおすすめの本がとにかく50冊紹介されています.以前も少しだけ紹介しましたが,私は”本の中で紹介されている本”をよく読みます.いま興味を持って手に取っている本の中で紹介されている本ですから,少なからず何らかの関連した情報が詰まっているわけです.そうやって芋づる式に本を読んでいくのも,読書習慣を身につける一つの方法かもしれません.

最後まで読んでいただきありがとうございました.