マルチ・ポテンシャライト
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30代の働き方

子どもと社員の育成にはたくさんの共通点がある

どうも。ヨシヒロです。久々の投稿です。

 

私は1歳の男の子の父親であり、入社12年目の中堅サラリーマンでもありますが、子どもの教育と社員の教育には共通点が多いな〜と最近感じるのです。

 

いま社員教育や部下の育成をする立場にある方で、かつ子育て経験がある方には「あぁなるほど〜」と思ってもらえるかもしれませんが、残念ながらいまの社会で社員を育成する立場(いわゆるマネージャー)の人たちはまだまだ男性が多く、しかも子育てにあまり積極的に参加してこなかった世代ではないかと思います。

 

だからこそ!そんな社員の育成で悩んでいるマネージャーのあなたに知ってほしい。実は子育てと部下の育成は同じだってこと。

 

まぁ知ったところで子育て経験がなければピンとこないかもしれませんが、主に子育てをしてきた自分の奥さんに意見を求めてみるとかして、また違った視点で部下の教育方針を見つめることができるかもしれません。

 

ということで今回は、子育てと部下の教育についてのお話です。部下の育成方法に頭を抱えておられるマネージャーのみなさま、是非とも参考にしてみてください!

 

子育て環境の今と昔

一言に「子育て」と言っても、今と昔ではだいぶ様子が違うように思います。大きな違いは、やはり男性(父親)も育児参加するようになったことではないでしょうか。その要因はやはり「働き方改革」に代表される時間の使い方の変化にあると思います。

 

我が家は私と妻と1歳の男の子の3人家族ですが、どちらかといえば父親である私も積極的に子育てに参加している方の家庭だと思っています。

 

とは言え、育休を取得しているのは妻であって私はフルタイムで働いていますし、今のご時世それで子育て参加してるなんて言わないでほしい!という声もあるかもしれません。

 

私の育児と言えば、子どものご飯を作ってあげたり、お風呂に入れたり、土日は朝昼晩とお散歩に行き、もちろんオムツは変え、絵本を読んであげ、寝かしつけ…と父ちゃんもできることはなんでもやってるつもりです。

 

ヨシヒロ
ヨシヒロ
もちろんやらされているわけではなく、
自ら参加していますよ!

 

少なくとも昭和世代の深夜まで働いていたようなThe 昭和のサラリーマンよりかは子育て参加してると思います。昭和世代の皆さま、ひとまとめにしてスミマセン。

 

最近では働き方改革によってエンドレスに残業する人も減りつつありますし、やはりそういう意味で父親が子育て参加しやすい(あるいはせざるを得ない?)環境になりつつあるなと思います。

 

子育てと社員教育が共通すると思ったきっかけ

さて、ここから本題です。私の育児生活が始まったのと同じ頃、縁あって会社内の人事部関係の仕事を社内兼業的な感じでやることになり(本業は技術職です)、子どもを育てることと社員を育成するという2つのことに自然と意識が集中するようになっていました。

 

「進んで学ぶ子」が育つ秘訣、絵本と図鑑の親子活用術
https://s.resemom.jp/article/2018/08/29/46484.html

 

そんな中で、こんなネット記事を見かけて読んでいたところ、ふと思ったのです。

 

ヨシヒロ
ヨシヒロ
そうか!子育てと社員の育成は一緒だ!

 

ちょうど昼間に会社で人材育成の話をしていて、その夕方にふとこの記事が目に入ったので、やっぱりアンテナ張ってると情報が入ってくるな〜と自分に感心しつつ(笑)、とても興味深く読ませていただきました。

 

この記事では基本的に「子育て」に焦点を絞った内容ですが、ちょっと噛み砕いて、部下の教育とも絡めつつお話ししてみたいと思います。

 

「学びと遊びに境界がない」のは大人も同じ

1歳児の父親をやっていると、子どもができること、理解することが日々増えていくことに驚きさえ感じます。子どもはもちろん毎日遊んでいるだけですが、その中からどんどん学び、吸収して、成長していきます。ごくごく自然なことです。

 

子どもは好奇心の赴くままに遊んでいるうちに、新しいことをどんどん学んでいくのです。逆に言えば、好奇心があるからこそ学びが得られ、成長できるわけです。これがすごく大事なポイントです。

 

社員の教育、部下の教育も同じなんじゃないかと思うんですよね。好奇心があるからこそ学びが得られ、成長できる。逆に好奇心が沸かなければ学びが得られない。若手社員目線で言えば、なんの興味もわかない研修をどれだけたくさん受けさせられても自分にとって質の高い学びは得られず、当然うまく仕事に生かすこともできないでしょう。

 

だから、いかに自分からやりたいと思えるタスクを与えてやれるか。社員や部下の好奇心を潰さずに見守ってあげられるか。そんなところが大事なんじゃないかと思います。

 

ところで、なぜ大人になると好奇心の赴くままに学ぶということを忘れてしまうのでしょうか?もちろん好奇心の赴くまま学び生きている大人もいますが、そうでない人が圧倒的に多いように感じます。

 

小学生になるまでくらいは、どこの家庭でも同じように子どもは遊びながら学び成長していくことでしょう。でも、小中高と学校の中で学年が上がっていくと、いつしかテストのために学ぶ、受験のために学ぶという構図ができてしまい、学ぶことは嫌でもやらなきゃいけないものへと変わっていってしまいます。この過程を経て、好奇心の向くままに学ぶということをしなくなってしまうように思います。

 

学ぶことが辛いこと、ただただやらなきゃいけないタスクだとインプットされてしまうと、その行為をしたくなくなりますよね。社会人になってからもそれは同じです。そうやって、遊びや楽しさの中で学ぶという感覚がわからなくなってしまうのです。本来学びは楽しいもののはずなのに・・・

 

好奇心の向くままにやりたいことをやれる環境が大人の世界、私たちが働く仕事の世界にもあったらどうでしょう?「みんな好き勝手やってしまって仕事にならない」というのが現在のマネージャーさんたちの大半のご意見ではないかと思います。

 

確かに好き勝手やるだけでダメになる人もいるかもしれません。でも、子育てと同じようなものだと考えてみてください。1歳の子どもが大半の時間を過ごしている家の中はある程度制限された環境です。自分で外へ出て行くことはできず、おもちゃや絵本も無限にあるわけではない。その中で、自分の知らないことをどんどん吸収して学び成長していくのです。

 

会社で働く人も同じようにできると思いませんか?会社という限られた場所で、限られたリソースを使っている。その中で好奇心が赴くまま、こうしたら楽しいかも?ああしたら面白いかも?みたいに考えながら活動をしてみます。会社にあるリソースはその会社が目標を達するために揃えられたモノでしょうから、それを使って活動をしている限りは、会社の利益になる活動に自然と収束していくのではないでしょうか。

 

子どもが家の中で遊ぶのを見守るのと同じように、上司は部下が会社の中で好奇心のままに熱量高く動き回るのを見守る、そして時には助言したり一緒になってやってみたり、というのがこれから必要とされるマネジメントなのではないかと思います。

 

管理すると伸びるものも伸びなくなる

とはいえ、残念ながら多くの日本企業では管理・統制を基本とした組織体制をとっています。軍隊型と言われたりもしますが、上位命令が絶対で従わなければ罰を受ける。決められたノルマの達成は必須でそれをこなすだけの社員で溢れかえる。遊びが生まれない環境・・・特に規模の大きな会社はそうなりがちではないでしょうか。

 

こんな環境では楽しみもなくただただ割り当てられた「作業」をこなすだけの人なってしまい、今やどこの会社でも求められるイノベーションやクリエイティブといった言葉とは縁遠い状態になってしまいます。

 

子育てでも子どもをのびのび育てる親もいれば、宿題や塾のスケジュールまで徹底的に管理してやらせる親もいます。管理されて育った子は、管理してもらうことが普通になってしまうため自律しにくくなってしまうと言います。

 

これは社会人でも同じで、いい大人なんだからいちいち細々管理されなくても活動できる、とまずは信じることが大事です。親が子どもを見守るときも、取り返しのつかない大怪我をしないように気を配ってはいますが、多少転んだり失敗したりすることは「それも経験」くらいの感覚で見ていますよね?

 

会社で部下を見るときも同じで、ある程度の距離感を持って社員を信じて見守るということができれば、社員はのびのびと自律して自分から学び、吸収し、自己成長とともに事業の成長にもつながっていくのではないかと思うのです。

 

日本の多くの会社は管理統制する組織、ヒエラルキー組織をとっていますが、これからは管理することではなく、上司が部下を、そして部下が上司を信じること。信頼すること。これがベースになる会社が増えて欲しいと願います。

 

最近流行ったティール組織という本で言えば、まさにティール組織やグリーン組織といったところですかね。

 



 

子どもも社員も自立を促せばうまくいく

「進んで学ぶ子」が育つ秘訣、絵本と図鑑の親子活用術
https://s.resemom.jp/article/2018/08/29/46484.html

 

改めてご紹介しますが、こちらの記事によると、進んで勉強する子に育てるためのコミュニケーション方法としては「認める」「見守る」「待つ」という3軸で考えることが大事だそうです。

 

このうち「見守る」というのは上に書いたような話ですね。そして「待つ」というのは子どもを信じて待つということ。子どもが宿題をやる!と言ったら、早くやりなさい!なんて言わずに信じて待つこと。部下の挑戦を信じて待ってあげることと同じだと思います。

 

私はこの中の「認める」という部分がとても大事だと感じます。なかなか難しい点であるのも間違いありません。子育ての話で言えば、「認める」とは子どもの思いをそのまま、ありのまま受け止めること。「おもちゃが欲しい!」と駄々をこねたとしても、ダメよ!と頭ごなしに叱るのではなく、「このおもちゃが欲しいんだね。でも今は買えないんだよ。」とまずは認めること。

 

部下の育成でも同じことが言えるのではないでしょうか。まずはその部下のことを、一人の個性ある人として認めること。どんな価値観を持っていて、どんなことをやりたいと思っているのか。どんな部分で力を発揮できると思っているのか。

 

上司が頭ごなしに「会社の決まりだからこの方法でやって」とか、「あなたはこういう職種だからここまでのところをやって」とか、本人の得手不得手もほとんど理解せずに指示したりしているようでは、言われている本人は全くやる気も出ないし、頑張ろうという気にもならない。

 

「でも会社ってのはピラミッド組織で、上司の言うことには逆らえないから」と諦めの感情がいつしか社内に渦巻き、なんとなく仕事する人が増えてしまう。こんな残念なことはないですよね。でも現実にはそうなっているのです。

 

上司の方も、またその上司から色々と言われて身動きが取れないでいるのかもしれません。だからこそ、ティール組織のようなフラットな組織が注目されているんですね。

 

おわりに

子どもは「こうしなさい!」とたとえ親が叱ったとしても、あまり聞かずにやっぱり自分のやりたいようにやりますよね。でも、それでいいんだと最近思います。もちろん人を傷つけたりすることは本当にいけないからやめさせなければいけませんが、その最低ラインを守りつつ、子どものやりたい!という好奇心をできるだけ認めてあげて、大人になっても好奇心にあふれる人になって欲しいと願っています。

 

部下には「こうしなさい!」と言えば、おそらく従う人がほとんどでしょう。本人にとって腑に落ちないことでも、「会社だから仕方ない」という諦めモードに入ってしまって「自分」を消してしまいます。

 

これからはダイバーシティ&インクルージョンが大切とも言われます。ダイバーシティとは女性とか外国人とか障がい者とか、そんなカテゴリーではなくて、個性ある一人一人のことを指すものだと思っています。

 

どんな人も、どんな個性も、この社会で生かしてみんなが好奇心にあふれ楽しく生きていけるように、仕事していけるように、子どもにとっては親や教育関係者、社会人にとっては上司となる人が良き方向へ導いていって欲しいと願います。

 

社会人歴12年そこらの、何処の馬の骨かもわからんヤツが何をえらっそうに、と思われたかもしれませんが・・・最後まで読んでいただきありがとうございました。