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180度方向転換!経団連の副業(複業、兼業)容認報道について思うこと

ミニマリスト思考で日々の生活を改善中のヨシヒロです。こんにちは!

 

さて今日は、最近の私の関心ごと「副業・複業・兼業」に関するニュース記事について感じたことを書きたいと思います。2017/12/18、いつものようにNewsPicksでニュースをチェックしていたら、「経団連、副業・兼業容認へ転換」というタイトルが目に飛び込んできました。個人的にはいいニュースだと思っています。

 

 

経団連はこれまで、社会保険や労働時間の管理が困難などといった理由で副業・兼業には反対の立場を取ってきました。それがここへきて、容認する方向で検討を進めるとのことです。

 

私がふと思ったことは、日本経済の中心にいる経団連が副業容認の姿勢を示したことで、副業を容認する企業は実際に増えるのか?ということ、そして、仮に多くの企業で副業が容認されるようになったとき、実際にどれだけのサラリーマンが副業するようになるのだろうか?ということです。同じように思った方、もしかしていらっしゃるのではないでしょうか。

 

「副業容認」の捉え方

さて、経団連に加盟しているようないわゆる大企業は、これを機に副業容認へと変わっていくのでしょうか。2017年の現時点で、日本国内で副業・兼業を認めている企業は全体の15%程だそうです。10社のうち1〜2社は認めている程度・・・まだまだ少ないなぁという印象ですね。

 

経団連の方針転換が示されつつありますが、これで企業がすぐに副業容認するとはなんとなく思えないのは私だけでしょうか。正直言うと、経団連の発信が個々の企業に対する影響力をどれくらい持っているのか、よくわかっていません。でも、なんとなく、これで副業がオープンな活動になっていくような気がしません。

 

そもそも「容認」という言葉に、「本当はダメだけど、上の方の人(経団連)がいいって言ってるから仕方なく許そう」みたいなニュアンスがあるように感じています。実際に「容認」という言葉には、本来は認められないけど大目にみよう、という意味があるみたいですね。

 

(本来は認められないことを)よいと認めて許すこと。 「今回の提案は容認しがたい内容を含んでいる」 〔類義の語に「許容」があるが、「許容」は基準からはずれてはいるが、それを許して受け入れる意を表す。それに対して「容認」は法律的道徳的に誤っていて本来は認められない物事を、大目に見てよいと認める意を表す〕

コトバンクより引用)

 

政府も経団連も副業・兼業を認めている。でも、実際のところ労働時間や社会保険の管理が・・・などと様々な理由をつけて、とても制限の多い「副業容認」になりそうな気がしてなりません。私たち労働者が働きやすい制度や雰囲気にならなければ、全く意味がありませんね。

 

現在副業を認めている企業は「容認」ではなく、「推進」しているのではないかと思います。副業や兼業を通じて個人が成長し、自社にもプラスがある。だから敢えて副業や兼業を認め、なんなら後押ししてやろう、くらいの気概がないと、このシステムはうまくいかないように思います。

 

「経団連が副業を認めた。さぁ、加盟企業である我が社はどうする?」となったとき、ぜひとも前向きに、柔らかい頭で、実際に制度を利用する労働者と一緒に、いい方向へと変化していってほしいと願います。

 

副業解禁の日、サラリーマンたちはどうする?

副業が認められていない企業は日本全体で85%程度の大多数・・・あなたも、もしかしてそんな企業にお勤めでしょうか?私が勤める会社も、もちろん現在は「副業禁止」です。そんな日本の一般的な私やあなたの会社で副業・兼業が解禁されたとしたら、実際に副業・兼業をする人はどれくらいいるでしょうか?

 

これも、きっとすぐには増えないのではないかというのが、個人的な感覚です。今の仕事以外に興味がないという人もいるでしょうし、そもそも「副業として何をやっていいかわからない」という人も多い気がします。さらには、現業ですら残業をゼロにすることも難しい状態で、さらに別の仕事や活動をしようというのは、なかなかハードルの高いことのように思います。

 

例えば、異なる2社に所属して、A社には月火水の3日間、B社には木金の2日間出勤する、なんていう兼業ができたらたくさんの経験を得ることができて面白そうですが、これはなかなかハードルが高い気がします。これをやろうと思ったら、多くの場合は現業(仮にA社とする)で月〜金までみっちりやっている仕事を3日分に圧縮または削減し、新たに兼業するB社の仕事を入れられる余地を作らなければいけません。残業も減らせない日本人が、5日分の仕事を3日に圧縮できるとは個人的には思えません・・・

 

或いは、これが現実的でいいかなと思うのは、A社に勤めつつも、フリーランスとしてC社を作ったり、NPOで活動したり、週末に居住地域で商いをしたり・・・そんな働き方は、比較的やりやすいのではないかと思います。A社できちんと成果を出し、安定した収入を確保しつつ、新たな領域や自分の好きなことで挑戦する機会ができます。私はこんな働き方がしたいなと思っています。

 

おわりに

副業(複業)・兼業が容認されたとき、もっと稼ぎたいと思っている人は稼げる副業をやればいい。自分の好きなことに挑戦したい人は、趣味の延長で小遣い稼ぎをしてもいい。お金を稼ぐことは本業で十分であれば、NPO活動やボランティア活動を堂々とやればいい。

 

複業容認という社会的風潮によって、もっと個々の人生設計が自由に、楽しいものになればいい。そう思います。人生一度きりなら、会社生活を中心にした生活ではなく、軸足を自分の生活そのものに置いた人生を歩みたいと思う今日この頃です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。