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わかりやすいね!と言われる話し方・伝え方の型【テンプレップの法則】

対面コミュニケーションは実はそれほど得意ではない…ヨシヒロです。こんにちは。


はい、そうなんです。僕、対面でのコミュニケーションはあまり上手ではありません。次から次へポンポン話が出てきたりする人が羨ましかったりもします。

あなたも、上司から突然に、

上司
上司
そういえば例の件、進捗はどんな感じ?

とか話を振られて、困ったことはありませんか?僕は頭の中でものすごいぐるぐる考えてから言葉を組み立てて話すような癖があるので、声を出すまでにちょっと時間がかかってしまいます。だから、考えている間に、

上司
上司
ん?どうした?

みたいに追い討ちをかけられてしまいます(汗)上司は追い討ちをかけているつもりはないと思いますが…

ということで今回は、もっとスムーズに伝えたいことを伝えるための話し方、伝え方の”型(かた)”をご紹介したいと思います。

武道の世界やビジネスシーンでも守破離という言葉を聞くことがありますが、話し方や伝え方にも守破離の考えは適用できそうです。今回はその守破離の”守”の部分ですね。

剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
コトバンクより引用》

なお、口頭で話すことにも、文章にして伝えることにも通じる内容です。文章で上手く伝えられるようになりたい!という方にもぜひ読んで欲しいなと思います!

型はこれひとつで十分!

仙人
仙人
大事な型をひとつ伝授しよう。
それはテンプレップの法則じゃ。

ヨシヒロ
ヨシヒロ
せ、仙人さま〜!ありがたきお教え〜!

そうです。今回お伝えする大事な型は1つです。その名もテンプレップの法則です。アルファベットで書くと、TheNPREPの法則です。

なぜこの型が大事なのか?なぜこの型がいいのか?というと、この型を使うことで、話がすっきりまとまるからです。これに尽きます。このテンプレップの法則は作家の木暮太一(こぐれ・たいち)先生の本の中で紹介されている方法です。


木暮先生の本を読んでいただくとわかりますが、この人の本はホントすっきりした文章で書かれていて読みやすいです。まぁ「伝え方の教科書」として出版されている本の中身が超わかりづらかったらクレームもんですけどね…

この型を使うと文章がわかりやすくなることも間違い無いですが、話し方も非常にわかりやすくなります。実際、以前に約1年間ほど、僕は毎月、木暮先生の講義を受ける機会をいただいたのですが(2017年に期間限定で開催された『木暮塾』というオンラインサロン)、この型に沿ってお話されることも多かったです。

話し方・伝え方のコツを調べ出したら、他にも山のようにこんなコツもあるよ〜あんなコツもあるよ〜と出てくると思います。でも、情報が多すぎてどれをやればいいかわからない!って状態に陥りがちですね。

だから僕は、僕自身が身をもって体感したわかりやすい”型”であるテンプレップの法則にできるだけ沿って話したり、文章を書いたりしようと意識しています。

いろんなテクニックはあるけれど、まずはひとつの方を徹底的に身につけるのが良いのでは?と思っております。まさに守破離の”守”です。きちんと身につけてから、自分なりのやり方に発展させればいい(”破”の段階)のです。

テンプレップの法則とは?

それでは、テンプレップの法則とはどのようなものか?詳しく説明しますね。先ほどご紹介した木暮先生の「伝え方の教科書」もぜひ読んでみてくださいね!


テンプレップ(TheNPREP)とは、実はある英単語の頭文字を取ったものなんですね。何かと言うと、

  • The = Theme(話のテーマ、概要)
  • N = Number(大事なポイントの数)
  • P = Point(話のポイント、大事なポイント)
  • R = Reason(上に示したポイントがなぜ大事なのかという話)
  • E = Example(例えば・・・という具体的な話)
  • P = Point(最後にもう1回Pointを示す)


のことです。この順番に話を組み立てることで、すんなり伝わりやすい伝え方になりますよ〜ということですね。”テン”が無いプレップの法則とすることもあるようですが、僕は木暮先生に習ってテンプレップの法則にしています。


この法則に沿って、この記事のテーマであるテンプレップの法則について手短に説明してみたのが次の文章です。

[The]今日は伝わりやすい「話し方」について説明しますね。[N]大事なのはひとつだけ。[P]”テンプレップの法則”を意識して話すことです。[R]テンプレップの法則を意識することで、最も伝えたいことは言い忘れることなく冒頭にきちんと相手に伝えることができます。[E]結論を先に言いなさい、とよく言われると思いますが、それと同じですね。[P]ポイントはテンプレップの法則!覚えておいてくださいね。

とまぁこんな感じでしょうか。上の例文中に書いた[ ]はそれぞれテンプレップの法則のどの部分であるかを示しています。もし大事なことが3つだったら、3つそれぞれの理由と例えを話すこともあるかもしれません。そういう場合はTheNP[RE][RE][RE]Pみたいな感じになりますかね。ちょっと応用です。


こんな感じで文章をまとめることで、多くの人が理解しやすい文章・話し方になります。

実際に使ってみよう!

それではここからは、いくつかの事例をご紹介します!ある話題について、ダメな例と良い例を掲載しておきます。簡単なワーク形式にしてみましたので、ぜひ読み進めながらやってみてくださいね。


やり方は簡単!『お題』と悪い例とその改善点を読んで、「テンプレップの法則を使って自分ならこう説明するな〜」という説明案を自分で考えてみて、できればノートやスマホなどに一度文章を書いてみて、その後に良い例(解答例)を見てみてください。

もちろん、ここに示した良い例だけが”正解”ではありませんが。実際にあなた自身でやってみることが大事ですよ!

それでは例題、いってみましょう!

例題1 自分の夢を語ろう

「あなたの夢は?」をテーマに、自分の夢を語ってみましょう。こんな時にもテンプレップの法則は使えますよ!

僕の夢はそうですねぇ…色々考えてはみたんですけど、なかなか思いつかないですよね。子どもの頃、実は建築家になりたーい!って思っていた時期がありました。結構本気で。それで、高校で建築学科に行こうと思ったのですが、結局は工学系の別の学科を選んで進学したこともあり、建築関係の仕事にはつかなかったですね。今の夢は、自分らしい幸せな生き方を見つけることですかね。色々とやりたいことも変わってきたりして、それを自分らしくやることで幸せな生き方を見つけていきたいな〜。

これが悪い例。内容は僕の実話でもあるのですが(笑)、頭に思い浮かんだことを浮かんだ順に、そのまま声に出して話してしまうとこんな感じになります。子どもの頃の話と今の話がごっちゃになっててなんだかよくわからない…と思った方も多いかもしれません。


では、次に良い例を示します。良い例を見る前に、あなたも一度自分なりにテンプレップの法則で「あなたの夢」について文章を考えてみてから、良い例と照らし合わせてみてください!

クリックして【良い例】を表示

[The]僕の夢について話しますね。[P]僕の今の夢は『自分らしい幸せな生き方』を見つけることです。[N]大事なことは2つあって、ひとつは子どもの頃からの夢を忘れないこと。もうひとつは過去を引きずらないことです。なんか矛盾するみたいですけどね。[R][E]子どもの頃の夢は”建築家”だったのですが、モノをゼロからデザインする、創り出すことが好きでした。そんな気持ちは忘れずにいたいなと思います。[R][E]もうひとつの過去を引きずらないっていうのは、常に自分の想いも取り巻く環境も変化しているので、例えば”建築家”という職業やある決まったものに固執したり引きずるんじゃなくて、時代に合わせてしなやかに変化していきたいなぁってことです。[P]これが僕の『自分らしい幸せな生き方』を見つけるってことですね。


いかがでしょうか。理由[R]と事例[E]の部分を合体させたちょっと応用みたいな感じになっちゃってますが、基本はテンプレップの法則です。我ながら、すっきりと、でも内容の濃い情報を伝えられたかな?と思います!


それでは例題をもうひとつ。

例題2 自己紹介をしてみよう

次は自己紹介をやってみましょう。自己紹介は誰しも一度は経験のあることですよね。「〇〇です。よろしくお願いします。」だけじゃ味気ないし、だからと言って下の悪い例みたいに語りすぎると結局聞いてる側は「どういう人なんだこの人は…」となってしまいかねません。


自己紹介の悪い例です。僕の自己紹介をだらだらと書いています。(ここは真面目に読まなくていいですよ笑)

初めまして。ヨシヒロと言います。最近ブログにハマってます。いくつかのブログを運営していて、それぞれ違ったテーマで書いてます。でも最近、全てを統合する方向性で、集約したり、リライトしたり、色々と手をつけています。あ、話が前後しますが、僕は三重県在住で、33歳、一児の父です。そうそう、子どもが生まれたことがきっかけで子育てブログなんかもやってます。他にはDIYとかも趣味で、子どもの頃からモノを作るのが好きでした。今でも時々やってます。そんな感じです。よろしくお願いします!

急に自己紹介してね!って話を振られると、まずは名乗って、あとは生まれとか、趣味の話とかしなきゃな…と考え、頭に浮かんだことから順に話しちゃうとなんだかごちゃっとした感じになってしまいます。


あとは、”リライト”とか”DIY”とか、馴染みのない人にはよくわからない単語が出てきますね。思いつくままに話してしまうと、ついつい自分の使い慣れた専門用語を使ってしまいがちです。この辺も気をつけたいところです。

自己紹介してね!と言われたらまずは型を準備しましょう。ここでもテンプレップの法則を使って自己紹介をしてみますね。

クリックして【良い例】を表示

初めまして!ヨシヒロと申します。[The]僕の自己紹介をします。今回は主に趣味の紹介をしますね。[P]僕の趣味は主に2つあります。ひとつはブログ、もうひとつはDIYです。[R]ブログを始めたのはお小遣い稼ぎのためでもあるのですが、自分の考えを発信する練習という意味もあります。[E]例えば僕のライフスタイルである長距離通勤の話や子育ての話題を通じて、自分の考えを発信しています。[R]もうひとつのDIYというのは、Do It Yourserfの略で、いわゆる日曜大工というやつです。モノづくりに集中している時間がすごく好きなんです。[E]椅子とかテーブルとか実用的な家具から子どものおもちゃまで、いろんなものを作ってます。[P]今日はブログとかDIYとか趣味ばかり紹介しましたが、僕の生い立ちなんかは、おいおいご紹介しようかなと思います。よろしくお願いします!


いかがでしょうか。言いたいことはいっぱいあるけど、「今回は趣味について」とある程度マトを絞ってあげると、話がすっきりしますよね。


自己紹介は自分に興味を持ってもらうことが目的でもあるので、なんか気になる!もっと聞きたい!と思ってもらえるように”含み”を持たせることも大事かもしれませんね。

おわりに

ということで今回はテンプレップの法則を使ったわかりやすい話し方・伝え方をご紹介しました。


この記事もテンプレップの法則にしたがって書きました。(書いたつもりです…まだまだ修行中ですので大目にみてくださいね…)

全体の構成としては、

  • [The]わかりやすい伝え方を伝授しますよ〜と記事のテーマを書き、
  • {N]大事な型をひとつ教えます!と数を宣言し、
  • [P]ポイントはテンプレップの法則であると伝えました。
  • [R]テンプレップの法則がどんなものか、なぜそれがいいのかを説明したら、
  • [E]いくつかの例を示し、
  • [P]そしておわりにこうやってポイントを整理する。


といった感じです。いかがでしょうか。途中で紹介した短い文章も、この記事みたいなそこそこのボリュームの文章も、テンプレップの法則ひとつでまとめることができちゃうんですね!


ぜひ、テンプレップの法則をうまく使って、あなたの伝えたいことをすっきり伝える練習をしてみてください。最後まで読んでいただきありがとうございました。



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