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【保存版】オカムラ・バロンチェアを選んだ理由と使い心地を語り尽くす

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ヨシヒロ
ヨシヒロ

いい椅子が欲しいなぁ…

ある日、そんなことを思いました。それは、新型コロナの流行を機に始まったリモートワークにも少し慣れてきた頃のこと。

あれはたしか、とある金曜日のことでした。その日は1日、ダイニングテーブルにノートパソコンと仕事の資料を広げて仕事をしていました。仕事自体はいつも通りにこなし、何事もなくその日が更けていきました。

問題は、その次の日の朝です。布団から起き上がろうとしたら、

ヨシヒロ
ヨシヒロ

あ、あれ…首が痛い…寝違えたかな…

最初はちょっと寝違えただけかと思ったのですが、その日は、ベッドからまったく起き上がれないくらい首が痛かったのです。そうです、ギックリ首です。(正式にはなんて言うのか知らないけど)翌日も、翌々日も、なんとかベッドから起き上がれるようにはなったものの、ほとんど動けない状態でした。首痛すぎて、翌週の仕事も休んだくらい…

そのとき、悟ったのです。丸1日、ダイニングチェアなんかに座ってノートパソコンに噛り付いていたら身体がもたないと。これからリモートワークの時間は増えていくだろうに…

そこで、思ったのです。「いい椅子が欲しい」と。

リモートワーク(在宅勤務)をしている人は、まずパソコンやその周辺機器などの仕事の作業環境を整える人が多いかもしれませんが、椅子については、見落としがちかもしれません。

いや、見落としていなくても、そんなちゃんとしたOAチェアなんて置く場所がないとか、高級なOAチェアを買うこと自体、家族から賛同が得られないとか…いろいろと理由があるかもしれません。

働き方も、働く場所も、そして首の丈夫さも、人それぞれなので、すべてのリモートワーカーにちゃんとしたOAチェアが必要なわけではないと思います。が、身体のことを考えるなら、ダイニングチェアよりはちゃんとしたOAチェアで仕事した方がいいと僕は思います。

僕は、コロナ禍を機に年間半分くらいの勤務をリモートワークに切り替えることにしました。いわゆる”ハイブリッドワーク”という働き方です。

この記事では、そんな僕が在宅勤務時に使っているオカムラのバロンチェアをご紹介したいと思います。どこで購入したか、他にどんな椅子と比較したか、どんなオプション設定にしたか(バロンチェアは細かなオプション設定が色々とある)、実際の使い心地はどうかなど、バロンチェアについてとことん語りたいと思います。

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どこで椅子を探すか

ヨシヒロ
ヨシヒロ

よし、いい椅子買うぞー

と決まったら、さぁどこで椅子を探しましょうか?

ちゃんとした椅子を買おうと思うと、お値段もそれなりにするもの…。ましてや、1日の大半をその椅子に座って過ごすので、自分の身体にフィットするかどうか、やっぱり実物を見て、触って、確かめたいですよね。

そうなると選択肢としては、たくさんの椅子を扱っている大型家具店へ行くか、メーカーのショールームを訪ねるか、あるいはけっこうな金額の買い物になるので中古ショップを訪ねるか…くらいの選択肢が浮かびました。

大型家具店も、ショールームも、中古ショップも、確かに見て触って試しに座ってみることができますが、本当は、欲を言えば、1か月くらいは使ってみたいというのが僕の本音です。

そう思って探してみると、高級チェアをレンタルしているレンタルバスターズなる会社を見つけました。「1脚からOK」とのことなので早速問い合わせてみたのですが、

個人のお客様にはレンタルしておりません

と、あっさりお断りされてしまいました…。最近は状況が変わっているかもしれませんが、基本的には法人向けのサービスのようです。個人事業主の方や、なんらか法人名義を持っている人は、レンタルというのも選択肢のひとつかと思います。

僕はレンタルの道は早々にあきらめ、気を取り直して椅子探しの旅に出ました(まずはネットの海へ)。ネット上をあれこれ探し回っているうちに、WORKAHOLICという東京のお店を見つけました。

WORKAHOLICさんのお店の前で。

お店の名前(WORKAHOLIC=仕事中毒)を見た瞬間、若干引きましたが(笑)、WEBサイトを見ているうちに、ここならいろんな椅子を比較しながらいい椅子を選べそうだ!と確信し、予約をしたうえでWORKAHOLICさんを訪れることにしました。

三重県から東京まで、自分にピッタリの椅子を探すための大遠征です!(東京での他の予定と抱き合わせでしたが)

試座した3つの椅子を比べて思ったこと

WORKAHOLICさんで試座させてもらったのは、主に3つの椅子です。他にもいろいろ座らせてもらいましたが、種類が多すぎて正直覚えていません…。ある程度下調べはしてあったので、お目当てのいくつかの椅子を中心に試して比較して、決めてきました。

今回比較した椅子
  • エルゴヒューマン・プロ
  • ウチダ/エルフィ
  • オカムラ/コンテッサ
  • オカムラ/バロン

主に3つと言いながら4つ挙げましたが、このうちのウチダ/エルフィは会社で使っているOAチェアです。3~4年は使っているので、これも比較のひとつとしました。

それぞれの座り心地などを記憶している限り紹介しますが、僕は最終的にバロンチェアを選んだので、基本的にバロン推し!のスタンスで書いてます。悪しからず。

エルゴヒューマン・プロ

エルゴヒューマン・プロ・オットマン ERGOHUMAN PRO OTTOMANFlagship-Model ハイタイプ EHP-LPL

エルゴヒューマン・プロ(以下、エルゴ)は、名前からして欧州メーカーかと思いきや、実は台湾発祥の椅子らしいです。意外。

WORKAHOLICさんで最初に座ったのがこのエルゴでした。僕にとっては、これが初めての高級チェア体験です。座面、背もたれとも身体にフィットする感じが、最初は感動しましたね!

座面と背面がメッシュタイプのものでした。メッシュタイプの椅子は基本的にやら若い記事で、座面はクッションタイプに比べたらぐうっと沈み込む感じがするし、背面も体重を吸収するように変形してくれる感じがありました。

ただ、個人的には、腰のあたりが少し出っ張りすぎかな?という印象でした。この感覚は、この後いくつかの椅子を座り比べてから気づいたことなのですが。

あとは完全に好みの問題ですが、背面が背中の部分と腰の部分で分離しているのがエルゴの特徴ですが、このデザインが、僕はあまり好みではありませんでした。

機能性重視で椅子探しをするつもりでいましたが、やっぱり見た目の好みも大事ですよね。

ウチダ/エルフィ

次はウチダのエルフィです。この椅子は普段会社で使っている椅子です。平社員なのでヘッドレストもアームレストもついていない(笑)、シンプルなOAチェアです。

座面、背面ともクッションタイプの椅子です。クッションタイプの椅子に座り慣れていたので、WORKAHOLICさんでメッシュタイプの椅子に座ったときの間隔はとても新鮮だったのをよく覚えています。どちらがいいか…これも好みの問題ですかね。

エルフィもいい椅子だと思います。お値段はエルゴに比べれば半額以下です。お値段が高いからいい椅子か?というと必ずしもそういうわけではないですよね。大事なのは自分の身体にあっているかどうか、です。

でもね…2倍の価格差はやっぱり座り心地に現れているなと思いました。そりゃヘッドレストもアームレストも付いて身体を包み込んでくれるような椅子の方が、座り心地いいに決まってますね…。

オカムラ/コンテッサ

お次はオカムラの上位機種『コンテッサ』に座ってみました。この椅子もお値段は15~20万円くらい…た、た、高い…つい心の声が出てしまいます。

僕がWORKAHOLICさんを訪れた頃のコンテッサはヘッドレストが小さく、ヘッドレストというよりかネックレストといった感じのものがついていまいた。

ギックリ首をやらかして、首の保護を最大限に考えた椅子がほしい身としては、このヘッドレストの形があまり気に入らず、コンテッサはなしになりました。

僕が椅子探しをしていた頃のコンテッサはヘッドレストが小さかったけど、現行のコンテッサ セコンダは、上のリンクの写真のように幅広のヘッドレストが標準のようです。

オカムラ/バロン

ようやく本命のご登場です(笑)オカムラのバロンです。バロンチェアはやっぱり人気があるためか、いくつかの仕様のものを座り比べることができました。例えば僕が購入したものとほぼ同じ仕様の可動式ヘッドレストが付いた、グラデーションサポートメッシュというメッシュタイプの座面&背面シートを備えたやつとか、標準のメッシュ仕様のものとか…

バロンについては、約3年間ほど使ってみた感想や使用感も含めて、細かな仕様をひとつひとつお話します。

バロンチェアの細かい仕様について

エクストラハイバック

うちの子(バロン)

僕が選んだバロンチェアは、ヘッドレスト有り/無しが選べましたが、ギックリ首にならぬような椅子をさがしていたので、ここは迷わずヘッドレスト付きの『エクストラハイバック』というタイプを選びました。写真のような感じのヘッドレストが付いています。

グラデーションサポートメッシュ

バロンチェアのグラデーションサポートメッシュ

背面のメッシュのアップ画像です。背面の上の方は太い横筋の間隔が広いけど、下の方(腰のあたり)へいくほど間隔が狭くなっているのが分かるかと思います。このメッシュのおかげで、身体のあたる部位毎に最適な背面の柔らかさを発揮しています。

太い横筋がはいることで、適度な弾力を生んでいる感じですね。WORKAHOLICさんで試座したときは全体が均一な標準メッシュタイプのバロンにも座りましたが、全体が均一な方が、より柔らかい(弾力が弱い)印象を受けました。

標準メッシュタイプの場合、背面に『ランバーサポート』なるオプションパーツを取り付けることもできます。これは、腰の部分に裏からクッションを当てて支えるようなパーツです。実際付けてみると、腰に何か当たってる感がありました。

好みによって分かれると思いますが、僕は弾力のあるグラデーションサポートメッシュを選びました。

ヘッドレスト可動式

バロンチェアの後ろ側

ヘッドレストは可動式と固定式を選択できました。が、ここも迷わず可動式を選びました。可動範囲は前後方向と、上下(高さ位置)方向が動きます。高さについてはほとんど変えることはありませんが、前後1についてはちょこちょこいじっています。

ちなみに、この椅子に代えてから、ギックリ首は再発していません。やっぱり、ちゃんとした椅子は身体への負担が小さいんだということを実感しています…。

アジャストアーム式

アームレストは高さを変えられるタイプを選びました。これもアジャストアームとデザインアーム(高さを変えられないタイプ)の2種類がありますが、WORKAHOLICのチェアコンシェルジュのお兄さんも、デザインアームについては特に説明なしでした。やっぱり可動式がダントツで人気なんだと思います。

アジャストアームは高さと水平方向の確度を調節することができます。机の高さに合わせて微調整できるのでキーボードを打つ腕がかなりラクです。

フレームカラー:ブラック×ポリッシュ

フレームカラーはブラック、脚はポリッシュ(金属光沢)を選びました。これはもう完全に好みの世界だと思うので、どうぞお好きな色をお選びくださいという感じです。

シートカラー:ブラック

シートカラーもフレームに合わせてブラックを選びました。これも好みなので説明の余地はありませんが、メッシュタイプの座面は、ズボンと擦れて毛玉みたいなのがけっこう付きます。白や色物に比べると、黒の座面はこういう汚れ(?)が多少目立つかもしれません。

色選びに迷ったら、オカムラのWEBサイトでカラーシミュレーションもできるので、ぜひいろんな色をシミュレーションしてみてください。

おまけ:バロンのお供

バロンチェアのお供。足置きとマッサージ。

最後におまけですが、バロンチェアとセットで使っているものをご紹介。足置きと足つぼマッサージです(笑)。足置きには黄緑色の足つぼシートを敷き、手前には木製の足つぼマッサージを置く徹底ぶりです。

バロンチェアの座面の高さはもちろん自在に調整でき、いちばん下に下げれば、身長173センチの普通体系の僕の脚は十分床に届きますが、逆にいちばん高い状態にすると、ちょっと足が届きません…。机の高さの都合で、座面は基本的に高めに設定しているので、僕にとっては足置きは必須です。

いい椅子になって身体の負担が減ったとはいえ、やはり1日中座りっぱなしは身体によくありません。なので、僕の机は電動昇降式のスタンディングデスクになっていまして、立った状態でパソコン仕事ができるようにもなっています。

そのときに、この足つぼシートやマッサージ器を足元へさっと取り出して、足踏みしながらパソコン仕事をこなすのです。これぞ、在宅ワーカーの知恵であります。

WORKAHOLIC最高!

WORKAHOLICさんのお店の前で。

ざっとバロンチェアの仕様やら使い勝手やらご紹介させていただきました。いろいろ書いたけど、百聞は一見に如かずですので、椅子を買うときはぜひ実店舗で座ってみて自分の身体に合いそうかどうか、短い時間でもいいから確かめてみた方がいいと思います。

僕の椅子選びをサポートしてくれた東京の浅草橋駅や馬喰町駅からほど近いWORKAHOLICさんは、予約していけばマンツーマンで椅子選びに付き合ってくれます。販売員さんにずっと付きまとわれるのが嫌いな人もいるかもしれませんが(僕もそのタイプ)、説明するときはしっかり説明してくれて、あれこれ座り比べたり見て回っているときはスッと席を外してくれたり、なんかいい感じの対応をしてくれるお店さんでした。おすすめです。

高い買い物なのでちょっと貯まってた楽天ポイントを使いたいよーと店員さんに相談したら、「じゃぁ仕様を決めて、楽天市場の店舗の方で注文してもらったらいいですよー」とこちらもスマートな対応。お店的には注文してもらえたらどちらでもいいのかもしれないけど、楽天ポイント貯めてる派の僕としては助かりました。

WORKAHOLICって日本語訳すると仕事中毒とかいう意味になっちゃうけど、WORKってべつにお金を稼ぐための仕事だけじゃなくて、趣味や個人の活動など人間の営み的なものすべて含めた意味として捉えると、WORKAHOLIC=自分の活動に没頭するってことかなと思いました。

ヨシヒロ
ヨシヒロ

これで僕も、いっちょまえのWORKAHOLICだぜー!

おわりに

たかが椅子。されど椅子。長時間一緒に過ごすものほど、多少値は張ってもこだわってモノを選びたいと常日頃から思っています。年間勤務日のうち半分くらいを自宅で仕事するハイブリッドワーカーな僕にとっては、自宅のオフィス環境はとても大事です。

バロンチェアに座って仕事するだけで、仕事が10倍はかどる気がします(笑)。でも、身体への負担が小さくて集中できる時間が増えているとすれば、”きがする”だけじゃなくて、実際に仕事が捗っているのかも。

在宅勤務多めな方は、ぜひ良い椅子を導入して、仕事のパフォーマンスを上げましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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ABOUT ME
ヨシヒロ
ヨシヒロ
HSP気質なマルチ・ポテンシャライト。こだわり強めな性格。普段は会社員で技術系専門職。ときどきブロガー。何かをつくることが大好きな人。
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